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大会概要

 <大会メインテーマ及びシンポジウムのコンセプト等について>

 大会メインテーマは、「家族のトランジションと子ども」です。離婚・再婚とその後の生活の中で、家族は、家族としての形態や構造だけではなく、関係性や価値観、習慣、心情その他のさまざまな変化にさらされます。その変化には、誰の視点で、どの角度からとらえるかによって、移行、変遷、過渡期など、さまざまな意味があります。そこで、今回の大会では、離婚・再婚などによる家族の移り変わりを、さまざまな視点からとらえるべく、あえてトランジション(transition)というカタカナ表記にしました。

 青木聡氏は、心理療法を実践・研究する臨床心理学者として「離婚と子ども」という研究テーマ、とくに離婚後の親子交流の問題や支援について、精力的に取り組まれています。豊富な心理臨床のご経験を踏まえて、家族のトランジションと子どもについてお話しいただく予定です。

 シンポジウムでは、離婚・再婚などの家族のトランジションの渦中、あるいはその後の子どもたちに焦点を当てます。子どもたちがトランジションの中で何を体験し、その体験からどのような影響を受けるのか、子どもたちが変化の荒波を乗り越えるために何が必要であるのか、トランジションの後の子どもたちに必要なものは何かなど、具体的な問題について、シンポジストから話題提供をいただいた後に、基調講演者の青木聡氏も交えた意見交換により、理解を深めていきたいと考えています。

 福丸由佳氏は、離婚を経験する親子への「FAIT」プログラムや親子相互交流療法のCAREプログラムによる親子支援の実践家でもあります。また丹羽有紀氏は、家裁調査官の経験を有する弁護士で、子ども手続代理人としての経験もお持ちです。異なる立場や場面で、それぞれに家族のトランジションを支えている専門家の方々からの講演をふまえて、全体討論を行う予定です。

大会実行委員会

実行委員長  松久 和彦(近畿大学)​

実行副委員長 直原 康光(大阪大学)

実行委員   宍戸 育世(近畿大学)

       築城 由佳(NPO法人ハッピーシェアリング)

       町田 隆司(元家庭裁判所調査官)

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