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10月14日(土)

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東京国際大学第2キャンパス

日本離婚・再婚家族と子ども研究学会第6回大会

メインテーマ:現代社会における面会交流ー高葛藤父母の場合ー

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日本離婚・再婚家族と子ども研究学会第6回大会

日時・場所

10月14日 10:00 – 10月15日 16:00

東京国際大学第2キャンパス, 〒350-1101 埼玉県川越市的場2509

大会について

基調講演について

2023年度の大会では基調講演者に、パラサイト・シングル、希望格差社会、婚活と日本社会の特徴を浮かび上がらせるキィー・ワードを浸透させてきた家族社会学者、山田昌弘先生をお迎えします。新型コロナ感染症は様々な格差を可視化しました。2021年に山田先生が上梓された『新格差社会』(朝日新書)では、〈家族〉〈教育〉〈仕事〉〈地域〉〈消費〉の5大格差をそれぞれ考察されています。山田先生が「戦後型家族」と定義される構造の形成から、1997、8年ごろに大きな変化があったとされる日本社会の構造的変化、それらが2000年代に入って夫婦関係、親子関係に、あるいは個人にどのような影響をもたらしたのか、ご講演いただきます。基調講演の仮タイトルは「日本社会の構造的変化と家族」山田昌弘先生(中央大学)です。

シンポジウムについて

シンポジウムのテーマは「高葛藤父母間に育つ子どもに、別居親、同居親、社会は何ができるか」としました。裁判所で面会交流を調停しても、夫婦が高葛藤ゆえに子どもとの面会交流がうまくいかないケースを、現場で経験されている会員の皆様も多いと思います。大きな社会の変化を山田先生の基調講演で共通理解とした上で、お二人のシンポジストをお迎えしたいと思います。開催校でもある東京国際大学から妙木浩之先生には「夫婦・親子関係の深層にあるもの」(仮)として精神分析学・臨床心理学というご専門の立場から、高葛藤父母への日本的な対応のあり方のヒントをご講演いただきます。もう一人のシンポジストは、広島大学の高田恭子先生です。イギリスの面会交流支援機関の調査研究、および高葛藤父母の面会交流を支えるイギリスの法制度に詳しく、日本の面会交流支援団体の活動や実情を把握されている法学の立場から、日本の高葛藤父母の面会交流について日本法の課題や改善に向けた提言を伺います。

総合討論では会員の皆様のご質問と、登壇者が全く異なる分野の先生方であることから、それぞれのご報告へのコメントや質問をいただきながら議論を深めて参ります。会員の皆様には、お三方の講演からグッド・プラクティス(良き実践)のヒントが得られるような企画になることを祈っております。

                                                                                                              企画委員会 一同

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