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研修会は無事終了しました。ご参加ありがとうございました。また、研修会録画データの閲覧も、3月22日をもって終了いたしました。ありがとうございました。

研修会日時: 2024年3月10日(日) 午後1時30分~4時00分

テーマ: 「家族法の基本(離婚、面会交流、親権など)と調停について―」

講 師: 犬伏由子(いぬぶしゆきこ)先生(慶應義塾大学名誉教授)

方 法: Zoomウェビナーによる

​研修会に向けたメッセージ:

   人間は常に理性的に思慮分別を働かせて行動するとは限りません。相手がいる紛争であれば、なおさらです。なぜ自分だけが苦痛を受けるのかという怒りは、紛争をより悪循環的に激化させかねません。離婚紛争や親権・面会交流をめぐる紛争は、まさにその典型例でしょう。紛争が激化する前に、法に従い、法が用意した手続き(調停や裁判)に沿って、解決への方向づけをすることは、非常に重要なことと考えます。

   講師の犬伏由子先生は、長年、家族法の研究をされてきたほか、現在、東京家裁で家事調停委員もされています。まず、家族法の実体法と手続法における離婚や親権・面会交流の基本部分を概説していただき、次にその実務場面として、家族法と家庭裁判所の関係や家事調停の様子をお話いただく予定です。特に、事前に進行上の配慮を要する申送り事項のある場合や、未成年子がいる夫婦の離婚調停で当事者がDVや子の不適応問題を訴える場合、同居親が面会交流に消極的な別居親と子の面会交流を求める場合など、調停進行に悩む例をざっくばらんにご紹介していただこうと思います。

    我々にとって、当事者に接する際に、有益なお話をうかがえる機会になると思われますので、ぜひふるってご参加ください。

付 記: なお、当日(3月10日)午後4:15~4:45に総会が予定されています。

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